SDC砥石（ダイヤモンド）は、鉄系材料の研削・切断時に切り粉がベタつかず、高硬度鋼、高バナジウム高速度鋼、アルミハイスなど研削温度に敏感な金属材料の研削に最適です。 。
CBN砥石 （立方晶窒化ホウ素）は主に硬くて靭性のある材料の研削に使用され、超硬合金や非金属の硬質材料の研削ではダイヤモンドSDC砥石の代替品とはなりません。研削加工の際には、水系クーラントの代わりに油系クーラントのみを使用できます。CBN は高い研削温度でアルカリ水溶液と接触すると化学反応を起こすためです。CBN砥石は300℃のアルカリ溶液中で分解し、沸騰水中では少量の分解が可能です。その結果、砥粒の結晶形状が崩れてしまいます。
1.異なる耐熱性:
CBN砥石（立方晶窒化ホウ素）は1250～1350℃の高温に耐えます。
SDC砥石（ダイヤモンド）耐熱800℃。
2. さまざまな用途:
CBN砥石は主に硬くて靭性のある材料、特に各種鋼などの鉄金属の加工に使用されます。
部品、鋳鉄など、ワーク：自動車部品 - クランクシャフト、カムシャフトなど、油圧部品、コンプレッサー部品
SDC砥石は主に超硬合金、セラミックス、ガラスなどの硬脆性材料の加工に使用されます。
3. コストが異なります:
生産コストの観点から見ると、CBN砥石の価格はSDC砥石の価格よりもはるかに高くなります。
ワークの条件が許せば、ダイヤモンド砥石の方がCBN砥石よりも優れています。
つまり、CBN砥石とSDC砥石は超硬砥石に属し、2つの砥石の適用範囲は相互に補完します。砥粒の靭性、硬度、耐久性はコランダム砥石の数十倍、数百倍です。実際の選択は、装置、ワーク、加工方法、操作、実際の需要に応じて検討する必要があります。
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出典: Abrasives Institute
投稿時間: 2023 年 3 月 8 日